エンジンのスタッドボルトを折ったけど、なんとか修復できた話
こんちは!あめもすと申します。
最近当方の中で林道ブームが来ておりまして。
ブーツ買ったり
ゴーグル買ったり
プロテクター買ったり
タイヤ買ったりしてました。
せっかくなのでXR230のサビサビだらけのエキパイのサビを落として塗装するか〜
と思ったわけですね。
目次
整備中の悲劇
はい!エンジンのスタッドボルトを折ってしまったのですが!!!(5年ぶり2度目)
クレのフリーズルブや55-6を塗布してバイスプライヤーでなんとか取れないか試してみたのですがもう駄目みたいですね。
ガチで林道ツーリングするために
— あめもす (@xr790amemos) April 10, 2020
ブーツ買って
膝プロテクター買って
ブロックタイヤ買って
ゴーグル買って
そして整備中にバイク壊しました
この状態だと、もう当方ではどうしようもないので知り合いの機械屋さんに頼んででスタッドボルトを取ってもらうことにします。
なので、エンジンを降ろしました。(み●カラ工法)
5年ぶり2回目とは?
エンジンとエキパイをつなぐスタッドボルトは2本あるのですが。
片方は以前整備したときにすでに折っていたのでした。
そのときは今回スタッドボルトを取ってもらった機械屋さんに頼んでエンジン側にヘリサート加工を行って事なきを得たので今回もその方法で修復します。
まま失敗してもヤフオクでSL230かFTRの中古エンジンを買って載せ替えるか、ボアアップキット組めばエアロ(ポジティブ)
実際にヘリサート加工をやってみる
しばらくして機械屋さんからエンジンが帰ってきました。
なので…
ドンッ!
アストロで買ってきました。ネジ山修理キット。
中身はこんな感じ
作業後に写真を撮ったので付属のコイルが減ってますが、キットの中に5個コイルが付属します。
どうやらキット付属のドリルとタップ特殊なサイズみたいです。
付属の説明書です。損傷したネジ山にスクリューコイルを入れて新しいネジ山にするわけですね。
ドリルで下穴を掘ります
掘りました。もう後戻りはできない。
それにしてもエンジンが汚い…シリンダー内に切り粉が入らないようにウエスで養生をましょう。
タップを立てる
次に下穴にキット付属のタップでネジ山を切っていきまーす。
タップと手持ちのハンドルをつなげるアダプターがアストロにあったのでこれを使ってみます。
エンジンはアルミ製なので鉄に比べるとサクサク切れますね。
ままこんなもんでエアロ
コイルを挿入してネジ山を修復します
ここにスクリューコイルを挿入して新しいネジ山とします。
グリグリと回して中にコイルを入れていきます。適当なところまで回したらコイルの端っこを折って中身を清掃して作業完了です。
そこらへんにあったM8のボルトがちゃんと入るようになりましたね。やったね!
エンジンを載せます
載せました(み●カラ工法)
エキパイはサビの侵食がひどくサビを落としたあとに耐熱塗料で塗装しました。
どうせ林道行くとボロボロになるのでほどほどに
(このあとめっちゃ排気漏れした…)
今回M8のボルトが入るように加工したので、エキパイ取り付け用のフランジの穴もドリルで拡張しました。加工すればポン付けってヤツかな?(知らんけど)
まとめ
エンジンのボルトを折るとすげー大変だったゾ
錆びたボルトに気をつけよう!それでは!
※くれぐれも作業は自己責任で大事になる前にバイク屋さんに頼もう!
このあと林道に行ってコケました